言葉に相手への気持ちを込めること
「最近の言葉,何か少し変ではないか」の意識に働きかけて,ANA グループ内では「日本語」に関心を高めてもらう活動を展開しています。予約センターや空港,客室などフロントラインのスタッフのみならず,お客様に直接接しない社員も「敬語」を使い慣れていないとお粗末な言葉遣いをしてしまいます。「敬語」を正しく理解し正しく使うのはもちろんのこと,言葉に相手への気持ちを込めることで様々な色を添えるということも大切です。
ビジネスパーソンに必要な能力のトップに,「コミュニケーション能力」があげられる時代になりました。コミュニケーションのツールである日本語を正しく使いこなすためにも,「日本語検定」が果たす役割は大きいと思います。言葉は時代とともに変化するものですが,世代・環境・価値観によって「美しさ,丁寧さの基準」も異なります。敬語の使い方を学び,日々「言葉」を研鑽していくうえでも,「日本語検定」はどうやら多くのビジネスパーソンにとって有効な手段になっているようです。