第8回「日本語大賞」審査結果
私どもは「日本語の大切さを社会全体に呼びかけること」を目的にしたNPO法人として、年二回の日本語検定を実施するとともに、みなさんと日本語の美しさや言葉のもつ力を見つめ直したいという願いから「日本語大賞」を年一回実施しています。
第8回となる今回は、「あまり使いたくない日本語・もっと使いたい日本語」をテーマに、児童から大人まで広く作品を募集しました。ご応募いただいたエッセイ・作文は小学生の部2,299点、中学生の部387点、高校生の部558点、一般の部235点の計3,479点に及びました。第一次審査、第二次審査を経て、10名の審査委員による最終審査が行われ、部門ごとに以下の優れた作品が選ばれました。

梶田叡一(奈良学園大学学長、聖ウルスラ学院理事長)

大室真生(株式会社時事通信社常務取締役)
梶原しげる(フリーアナウンサー・東京成徳大学応用心理学部客員教授)
川畑慈範(東京書籍株式会社代表取締役相談役)
倉持保男(三省堂「新明解国語辞典」編集委員代表)
佐藤和彦(全国高等学校国語教育研究連合会会長・東京都立広尾高等学校校長)
早乙女大(読売新聞東京本社教育ネットワーク事務局長)
平野啓子(語り部・かたりすと・大阪芸術大学教授・平成26年度文化庁文化交流史)
山内純子(元全日本空輸株式会社取締役執行役員客室本部長)
吉元由美(作詞家・作家・淑徳大学人文学部客員教授)
小学生の部
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酒田 怜実(神奈川県) | 悔しくても心をこめて |
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菱沼 実紘(神奈川県) | そんなことないわけないよ |
宮下 月希(新潟県) | 私の最高のおもてなし言葉 | |
宗村 碧(神奈川県) | いってらっしゃいお父さん |
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阿部 瑛樹(神奈川県) | 「だってさー」を言わない夏 |
大浦 陸(神奈川県) | 言葉のパワー | |
清水 陽翔(神奈川県) | 「が」の不思議 | |
並木 拓翔(神奈川県) | 「いただきます」は、父からのエール | |
ブルックナー 愛美海(シンガポール) | いっしょにあそぼう |
中学生の部
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西山 遥彩(大阪府) | 今日も自分にかける言葉 |
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越川 七海(アメリカ) | 「仕方無い」もうやめない? |
吉本 駿(大阪府) | 何となく「おかげさま」 | |
吉和 美優(大阪府) | 行って帰り。 |
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猪股 栞(宮城県) | いろいろな意味 |
加藤 大樹(中国) | 「あきらめるな」の一言で | |
神部 野乃子(神奈川県) | 「ありがとう」のその先へ | |
森田 涼(シンガポール) | 便利な日本語 | |
矢崎 莉子(ドイツ) | 諦めんなよ |
高校生の部
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島村 莉於(アメリカ) | 大和言葉 |
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畠山 唯(宮城県) | あまり使いたくない言葉「努力は必ず報われる」 |
本岡 歩実(鳥取県) | 寄り添う言葉 |
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大場 由貴(宮城県) | ハイブリッドな言葉 やばい |
佐藤 幸(宮城県) | 寅さんの教え | |
中齋 栞里(愛知県) | 「なんでもいい」は言葉の凶器 | |
野渡 水月(東京都) | 綺麗な言葉遣い |
一般の部
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渡辺 惠子(神奈川県) | お静かなお日和 |
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阿江 美穂(兵庫県) | がんばったなあ |
石井 泰子(東京都) | お借り申します |
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小泉 智裕(滋賀県) | 「とか」に物申す |
杉崎 太(東京都) | 呪文 | |
長野 和夫(千葉県) | 雨はお日さまの休日 | |
福田 桃香(宮城県) | 曾祖母と私を繋ぐ言葉 | |
柳澤 隆規(神奈川県) | 祖父への最後の返事 |
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