
「いつでもどこでも心伝わる言葉を」-いま,福岡校では-
私たちと言葉との付き合いは,これからどれだけあるのでしょうか。そして,言葉は私たちにどんな「つながり」を与えてくれるのでしょうか。一度は,考えてみてください。
言葉は生きていくために必要な社会・文化・情報などの様々な知識と,私たちをつないでくれます。また,その使い方によって,より多くの人と心を通い合わせることができます。この正しい言葉とその使い方には,私たちの人生をよりハッピーに導いてくれる魔法の力があります。では,「どうすれば手に入るか」という方法は誰でも知りたくなります。そこで,5W1Hを使って考えてみたいと思います。
この「どうすれば,正しい言葉とその使い方が手に入るか」はHowの部分ですが,Howには「ハッピーになりたい」という理由が含まれます。つまりWhyです。このWhyがあるから,Howが必要になります。ではWho,When,What,Whereを入れて整理してみると,「人生をよりハッピーなものしていく為に,私たちはいま正しい言葉とその使い方を学校で学ぶ」ということになります。
この意義から,福岡校では『いつでもどこでも心伝わる言葉を』をスローガンに,その方法のひとつとして日本語検定を取り入れ,活用することにしました。
その検定指導の指針として,「チャレンジを楽しむ」,「実践の中で力をつける」を掲げ,生徒たちがいつでも,どこでも,誰からでも正しい日本語を学べる環境づくりのために,日本語は国語科でという一種の既成概念を捨て,全教職員が昨年の11月に日本語検定を受検しました。
現段階では100 名程度の希望受検ですが,3年以内には全生徒が検定にチャレンジすること,そして日常的に正しい日本語が使われるような雰囲気を学内に作ることを目指しています。その延長線上に,生徒たちが人を大切に,思いやりのある心伝わる言葉を身につけ,心豊かな人に育っていくことを期待してやみません。