次の会話は、中学校で写真部に所属するみどりさんが、夏休みに伯父お  じを訪ねた際のやりとりです。ア、イの＿＿部分が適切な言い方ならば◯を、不適切な言い方ならば✕を、それぞれの解答欄らんに記入してください。

【みどり】伯父さん、こんにちは。
【伯父】やあ、みどりちゃん。久しぶりだね。前に電話で話したときに、学校の秋の文化祭で写真展を開くと言ってたけど、あれからいい写真は撮れたかな。
【みどり】それが、先生はもっと季節感のある作品がほしいとおっしゃるんです。それで、花火や天の川を撮ってみたんですけど、どうしてもぼやけてしまって……。そうだ。少しの間、伯父さんの三脚さんきゃくをア.借りれませんか。
【伯父】そういうことなら、夏休みの間、僕ぼくのをア.使わさせてあげるよ。僕は当分、使う予定がないからね。
【みどり】ありがとうございます。とても助かります。

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ア、  ✕
    「借りる」は上一段活用動詞ですから、可能の言い方は、未然形「借り」に可能の助動詞「られる」を付けた、「借りられる」です。問題文の「借りれ（ませんか）」は、「られる」の代わりに「れる」を付けた、「ら抜き言葉」という言い方で、不適切です。「借りられ（ませんか）」とすれば適切な言い方になります。
イ、  ✕
    「使う」は五段活用動詞ですから、使役の言い方は、未然形「使わ」に使役の助動詞「せる」を付けた、「使わせる」です。問題文の「使わさせて」は、「せる」の代わりに「させる」を付けた、「さ入れ言葉」という言い方で、不適切です。「使わせて」とすれば適切な言い方になります。

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