次の会話は、中学生の田中君が学校新聞の取材のため、近所の洋品店に電話をかけた際のやりとりです。ア～ウの＿＿部分が適切な言い方ならば◯を、不適切な言い方ならば✕を解答欄に記入してください。

【店員】はい、はまむら洋品店でございます。
【田中】はじめまして。大川中学校三年の田中とア.いいます。お忙いそがしいところ、突然とつぜんの電話ですみません。実は今、学校新聞の取材で、商店街の方々にいろいろとお話をイ.お聞きしているのですが、はまむら洋品店さんにも、ぜひウ.ご協力していただきたいと思いまして…。
【店員】分かりました。店長に代わりますので、少々お待ちください。

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ア、  ✕
    自分の名前が「～だという」ことを謙譲けんじょう語「申す」を使って、「申します」と言うのが適切です。問題文の「いいます」には敬語が使われていないので不適切です。
イ、  ◯
    相手（はまむら洋品店の人）を含ふくめて商店街の人々に話を聞くのですから、「聞く」の謙譲語「伺うかがう」を使って「伺っている」、または「お聞きする」という謙譲表現を使って「お聞きしている」と言うのが適切です。したがって、問題文の言い方は適切です。
ウ、    ✕
    目上の人や初対面の人にお願いをするときは、自分が「協力してもらう」ことについて謙譲語「いただく」を使って、「ご協力いただきたい」と言うのが適切です。問題文の「ご協力していただきたい」は、「ご～する」という謙譲表現の形になっているので不適切です。

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