日本語力の向上が知的欲求を満たす一助になる
Jobシンガー
missato
Jobシンガーのmissato(みさと)と申します。取材した方々の「職業」の曲を作詞作曲するのでそう名乗っています。今までに、タクシー運転手さん、保育者さん、美容師さん、講談師さん、清掃作業員さん、公民館職員さんなどさまざまな職業ソングを作ってきました。
活動を始めたきっかけは、学生時代から、人生の選択肢のひとつである「働くこと」に漠然とした興味があったこと、そして、一度一般企業への就職を経て、改めて働くってすごいことだと感じたことで、社会を支えている方々を主人公にして曲を作ろうと思いました。
現在は、音楽だけにとらわれず、ラジオパーソナリティーやライターとしても、さまざまな人生の魅力を発信させていただいております。
自分で意思をもって始めた活動ですが、曲のテーマを「職業」に絞ってしまうことに、葛藤を抱くこともありました。「自分の職業じゃないから歌詞がわからない」、「ライブでまで仕事のことを考えたくない」、と思われてしまったり、もしくは学生さんなどにとってはテーマを知った時点で聞く気持ちをシャットダウンされてしまうのではないか、など。
しかし、今でもJobシンガーを続けられているのは、歌詞やメロディーから想像力を膨らませて、理解しようとしてくださる方々にたくさん救われてきたからです。コミュニケーションは互いの思いやりによって成り立ちますが、歌詞のように作者側の自由な世界観が強く反映されるものは、受け取る側からしたら、一方的に挑戦状を渡されたようなものかもしれません。それでも「この職業の大変さが伝わってきて、改めて感謝しようと思った」、「取材して作った曲ということは、自分と同じ志で仕事に向き合っている人がいるのがわかって嬉しくなった」など、各々の解釈で曲を楽しんでくださる方がいることを知りました。
「わからないから聞かない」、ひどい場合には「わからないから魅力がない」と決めつけたり、知った気になるのではなく、「知ろう」としてくださる方に多くの作り手は救われているのだと思います。
知りたいという知的欲求を満たすには、ツールとして言葉の知識が必要です。自分の言葉の選択肢を増やすことで、身の回りの情報や相手の言葉への理解度が高まったり、自分の感情や思考をより的確に言語化できたりするのだと思います。そのため、日本語力を向上させる日本語検定への挑戦は、日常生活で自分の成長を感じられる有意義な時間になると考えています。
どんなに博識多才な方でも、なんでも知っているということはあり得ません。知りたいと思えるものに溢れている世界は面白いです。これからも、相手を「知ろう」とすることがお互いの敬意につながり、より優しい社会になると信じて、一曲でも多くの曲を作り続けてまいります。
missato(みさと)
Jobシンガー
様々な職業をリサーチし、インタビューを重ねながら「職業の歌」を作るシンガーソングライター。
コラボレーション実績
・My Scissors 〜美容師の歌〜
美容業界メディア「Beautopia」にて取材〜ライターとして、インタビュー記事連載
・修羅場にて 〜講談師の歌〜
神田 山緑さん 独演会 出演
一龍斎 貞奈さん 二ツ目昇進の会 出演
・ハローハロー公民館 〜公民館職員の歌〜
全国公民館連合 Youtube チャンネル 「月刊公民館ちゃんねる」エンディングテーマ担当
・分別分別〜清掃作業員の歌〜
お笑い芸人 マシンガンズ滝沢さんのトークイベント 出演、共演
・We Are The Radio! 〜ラジオパーソナリティの歌〜
FM NACK5「NACK5時ラジ」オープニングテーマ
レインボータウンFM「Week and fun!」エンディングテーマ担当
レインボータウンFM「Wonderful Moon」Jobシンガーmissatoの「はたらく×おんがく」パーソナリティー担当 など。
◼︎公式HP:https://www.missato.com/
◼︎Twitter:https://twitter.com/Missato_uta
◼︎Instagram:https://www.instagram.com/missato_uta/?hl=ja
◼︎MVはこちらから:https://www.youtube.com/channel/UC7B8FbLz7QrIi1PSX0Lt3TA
◼︎楽曲の視聴はこちらから:https://www.tunecore.co.jp/artists/Missato?lang=ja