第3回「日本語大賞」審査結果

私どもは「日本語の大切さを社会全体に呼びかけること」を目的にしたNPO法人として、年二回の日本語検定を実施するとともに、みなさんと日本語の美しさや言葉のもつ力を見つめ直したいという願いから「日本語大賞」を年一回実施しています。

第3回となる今回は、「人と人とをつなぐ日本語」をテーマに、児童から大人まで広く作品を募集しました。ご応募いただいたエッセイ・作文は小学生の部361点、中学生の部557点、高校生の部564点、一般の部274点の計1,756点に及びました。第一次審査、第二次審査を経て、11名の審査委員による最終審査が行われ、部門ごとに以下の優れた作品が選ばれました。表彰式は平成24年2月26日(日)、東京書籍本社ホールで行われます。

審査委員

  • 梶田叡一(環太平洋大学学長)
  • 大橋善光(読売新聞東京本社常務取締役)
  • 梶原しげる(フリーアナウンサー・東京成徳大学応用心理学部客員教授)
  • 川畑慈範(東京書籍株式会社代表取締役社長)
  • 倉持保男(三省堂「新明解国語辞典」編集委員会代表)
  • 中田正博(株式会社時事通信社代表取締役社長)
  • 平野啓子(語り部、大阪芸術大学教授)
  • 村越和弘(全国高等学校国語教育研究連合会会長・東京都立一橋高等学校長)
  • 山内純子(ANAラーニング株式会社取締役会長)
  • 山口仲美(明治大学教授・埼玉大学名誉教授)

小学生の部

名前 作品
文部科学大臣賞 柏崎 日向子(フランス) おれいのきもち   音声ファイルへリンク
優秀賞 小野 紗奈(宮城県) 伝えたい心を言葉に
山内 麻里有(青森県) 「おさしみ」とおとうさん
聞守 麻佑子(富山県) 祖父からの言葉
佳作 柏崎 孝太(フランス) 楽しむ人生
長谷川 愛杏(東京都) やる気になる やさしい言葉
星 友梨香(宮城県) 「がんばれ」と言ってくれた人たちに
キング エクパール(福島県) 大切なことば
荒井 美沙季(福井県) いっしょにがんばろう

中学生の部

名前 作品
文部科学大臣賞 長沼 夏帆(岩手県) 感謝が結んだ絆   音声ファイルへリンク
優秀賞 小林 周平(ドイツ) ベルリンでの出会い
佐藤 美紀子(宮城県) 思いやりの一言
古賀 絢華(長崎県) 「たたむ」ということ
佳作 小松 祐生(宮城県) 勇気づけられた言葉
松本 瑞季(岡山県) 先生がくれた言葉
門田 みちる(大阪府) 手紙でつながる
伊藤 凜香(大阪府) 伝えよう
千足 美樹(大阪府)

高校生の部

名前 作品
文部科学大臣賞 上岡 彩乃(神奈川県) 父と母からの贈り物   音声ファイルへリンク
優秀賞 山本 真理菜(神奈川県) 魔法の言葉
糠谷 栞里(神奈川県) 手と手を紡ぐ日本語
迎 沙梨葵(東京都) 送る、ということ
佳作 小野 彰太(アメリカ) 力になりたい日本人
山本 裕麻(兵庫県) 慈愛(あい)の言葉
奥田 有香(兵庫県) 絆を結ぶ
安本 健一(宮城県) オノマトペから日本人の感性を考える
大野 綾香(宮城県) 感謝の食事

一般の部

名前 作品
文部科学大臣賞 山内 千晶(福岡県) 「おかげ様」の向こう側に   音声ファイルへリンク
優秀賞 上久保 恵美子(スウェーデン) 日本語が娘に与えてくれたもの
寒川 靖子(香川県) 綴る文(ふみ)から生まれる絆
坂本 ユミ子(兵庫県) 「行ってらっしゃい」
佳作 佐藤 あまい(兵庫県) 「実は得意なの? 日本人の愛情表現」
栗原 美和(神奈川県) 息子のだいぼうず
北川 幸代(アメリカ) 海を越えた「がまん」
中里 寿弘(神奈川県) 契りとぞ思ふ
渡部 隼一(宮城県) ガンバレの意味

各回表彰一覧