第12回「日本語大賞」審査結果

私どもは「日本語の大切さを社会全体に呼びかけること」を目的にしたNPO法人として、年二回の日本語検定を実施するとともに、みなさんと日本語の美しさや言葉のもつ力を見つめ直したいという願いから「日本語大賞」を年一回実施しています。

第12回となる今回は、小学生の部・中学生の部「心にひびいた言葉」、高校生の部・一般の部「私を動かした言葉」をテーマに、児童から大人まで広く作品を募集しました。ご応募いただいたエッセイ・作文は小学生の部1,936点、中学生の部213点、高校生の部1,234点、一般の部104点の計3,487点に及びました。第一次審査、第二次審査を経て、10名の審査委員による最終審査が行われ、部門ごとに以下の優れた作品が選ばれました。

読売 教育ネットワークに掲載されました。

審査委員長

  • 梶田 叡一(桃山学院教育大学学長・聖ウルスラ学院理事長)

審査委員

  • 梶原 しげる(フリーアナウンサー・東京成徳大学経営学部客員教授)
  • 蕪木 豊(彩の国総合教育研究所理事・元埼玉県教育局指導部長)
  • 境 克彦(株式会社時事通信社代表取締役社長)
  • 佐藤 和彦(全国高等学校国語教育研究連合会会長・東京都立広尾高等学校校長)
  • 城 重幸(豊岡短期大学教授)
  • 冨山 哲也(十文字学園女子大学教授)
  • 山内 純子(元全日本空輸株式会社取締役執行役員客室本部長)
  • 吉池 亮(読売新聞東京本社教育ネットワーク事務局長)
  • 吉元 由美(作詞家・作家・淑徳大学人文学部客員教授・洗足学園音楽大学客員教授)

小学生の部

名前 作品
文部科学大臣賞 佐藤 亘紀(茨城県)
※受賞のことば※
おとうさんにもらったやさしいうそ
優秀賞 漆谷 修真(カナダ) 言霊
郷原 愛理(東京都) 「また明日」ってまた言いたい
三宅 杏奈(アメリカ) 「まほう」の言葉
佳作 池田 冠都(大阪府) 大丈夫!
石田 実果子(神奈川県) 凡事徹底
漆谷 詩乃(カナダ) だれにもうばわれない宝物
西岡 柚葉(愛媛県) 心にひびいた言葉
坂東 譲(シンガポール) ぼくの中でふえていく都

中学生の部

名前 作品
文部科学大臣賞 鈴木 司(東京都)
※受賞のことば※
今日を頑張る
優秀賞 安藤 こころ(東京都) 努力すること
笠原 清珠(ベルギー) 笑顔が集まるところ
金田 匠(静岡県) 面白きこともなき世を面白く
佳作 喜多 薫(栃木県) あなたはひとりじゃない
西條 結衣(イタリア) 一番大切なもの
長谷川 友香(千葉県) 友人の靴を履いてみる
松元 杏樹(千葉県) 言葉のとらえ方
毛利 風華(愛媛県) 私の合言葉

高校生の部

名前 作品
文部科学大臣賞 武田 悠世(東京都)
※受賞のことば※
込められた思い
優秀賞 大日 菜々子(イギリス) 雨のち虹
田島 梓彩(東京都) まっさらな明日へ
吉田 弥生(東京都) 言葉は刃物
佳作 明石 麗王(アメリカ) チャンスは自分で掴みにいくもの
小島 小春(東京都) 文庫の詩
田中 杏佳(東京都) 努力をすること
堀 愛実(東京都) 白紙の地図
山野 桜由(東京都) 私はピカソ

一般の部

名前 作品
文部科学大臣賞 森 惇(千葉県)
※受賞のことば※
妻の否定
優秀賞 坂本 ユミ子(兵庫県) あきらめたらアカン
布目 欣生(北海道) 恥ずかしくない恩師に
松下 喜彦(埼玉県) 教師
佳作 安齋 和香奈(宮城県) ほかの誰でもない私
岩城 理子(宮城県) 今日が人生で一番若い日
打浪 紘一(大阪府) あなたは怠け者
小野 沙彩(宮城県) 六年越しの答え合わせ
髙平 ひかる(宮城県) はみ出さずにはいられない

各回表彰一覧