第7回「日本語大賞」審査結果

私どもは「日本語の大切さを社会全体に呼びかけること」を目的にしたNPO法人として、年二回の日本語検定を実施するとともに、みなさんと日本語の美しさや言葉のもつ力を見つめ直したいという願いから「日本語大賞」を年一回実施しています。

第7回となる今回は、「私が伝えたい言葉」をテーマに、児童から大人まで広く作品を募集しました。ご応募いただいたエッセイ・作文は小学生の部806点、中学生の部323点、高校生の部99点、一般の部317点の計1,545点に及びました。第一次審査、第二次審査を経て、10名の審査委員による最終審査が行われ、部門ごとに以下の優れた作品が選ばれました。

第7回日本語大賞表彰式の動画が配信されています。

審査委員

  • 梶田叡一(奈良学園大学学長、聖ウルスラ学院理事長)
  • 大池公紀(全国高等学校国語教育研究連合会会長・東京都立田柄高等学校校長)
  • 梶原しげる(フリーアナウンサー・東京成徳大学応用心理学部客員教授)
  • 川畑慈範(東京書籍株式会社代表取締役会長)
  • 倉持保男(三省堂「新明解国語辞典」編集委員代表)
  • 西澤豊(株式会社時事通信社代表取締役社長)
  • 平野啓子(語り部・かたりすと・大阪芸術大学教授・平成26年度文化庁文化交流使)
  • 松田陽三(読売新聞東京本社取締役広告局長)
  • 山内純子(元全日本空輸株式会社取締役執行役員客室本部長)
  • 吉元由美(作詞家・作家・淑徳大学人文学部客員教授)

小学生の部

名前 作品
文部科学大臣賞 野崎 竜聖(メキシコ) 「おかえり」が教えてくれた気持ち
優秀賞 鈴木 諒(神奈川県) 未来のために
砂原 心優(神奈川県) まってたよ
森田 悠生(千葉県) お粗末さまでした
佳作 大野哲成(神奈川県) 改心
斉藤 遥紀(神奈川県) みんなで
菅谷 東吾(アメリカ) やってみないと分からない
廣野 祥衛(神奈川県) 「どういたしまして」の幸せ
三上 晴生(神奈川県) 耳にたこができる言葉
吉田 悠眞(神奈川県) 僕の帰る場所

中学生の部

名前 作品
文部科学大臣賞 吉田 菜々穂(大阪府) よか言葉
優秀賞 相川 佳苗(大阪府) もったいない-mottainai
川村 俊太(東京都) 花がつく語
篠原 亜実(岡山県) あっぱれ。あっぱれじゃ。
佳作 古城 七海(神奈川県) 「ありがとう!」を届けたい
辻 瑶子(大阪府) 特別な経験から...
廣田 将也(大阪府) お互い頑張ろう
村上 大(大阪府) サヨナラにありがとうを添える
山本 清華(岡山県) 私にとっての「せんない」

高校生の部

名前 作品
文部科学大臣賞 多田 悠歩(東京都) 虹色の言葉
優秀賞 影山 琴音(東京都) 月が綺麗ですね
武 沙佑美(東京都) 美しい日本語
佳作 ウォルター せいら(アメリカ) 使いたい和色の日本語
小澤 奈々子(宮城県) 私を変える魔法の言葉
木村 尚一朗(兵庫県) ひとりぼっちは嫌だ
キング アンドリュー(イギリス) いらっしゃいませ。
山口 渓太(イギリス) なんくるないさー
山下 瑞貴(アメリカ) 言葉の贈り物

一般の部

名前 作品
文部科学大臣賞 伊藤 喜治(岐阜県) 田んぼはおしゃれさん
優秀賞 中村 栄美子(新潟県) 「お道よう」の言葉を使い続けたい
山中 里紗(石川県) ゼロの向こう側
佳作 石川 雅春(愛知県) そんなことないですよ
大河原 歩美(宮城県) おかえり
岡田 マチ子(大阪府) だいじょうぶ
小泉 瑠理(千葉県) そこに、一番似合う言葉を
桜木 美咲(千葉県) 「いいあんばい」のおすそ分け
戸田 章二(秋田県) お先にどうぞ

各回表彰一覧