随時更新中!レフト鈴木の日本語お笑い道場

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今年も夏がやってきましたね!6月に検定を受けられた方は、もう結果が出た頃かと思います。受検された皆さん、お疲れ様でした!

かく言う僕も、二度目の1級認定を目指し準備を進めていたのですが、あいにく仕事の都合で今回は受検することができませんでした。11月の検定では是非とも合格し、表彰状と盾をいただきたいと思います(1級に二回以上合格すると、「日本語検定委員会賞」として表彰されるんですよ)!皆さんも一緒に頑張りましょう!

話は変わりますが、先日首を寝違えてしまい、痛み止めの塗り薬を使うことにしました。その薬の注意書きの一番上に「用法用量を守ってお使いください」とあったので、その下の「用量」の欄を見てみました。するとそこには「適量を塗ってください」と書いてあったのです!

僕は思わず「いやいや!その『適量』がどのくらいなのか知りたいんだよ!」とツッコんでしまいました。

薬というものは適量塗れば良いのは分かりきったことで(だって適しているんだもの!)、こういうのを「トートロジー(同義語反復)」というんですね。

まあ、その薬を塗ったらすぐに首の痛みも引いたので、結果的に僕が塗った量は「適量」だったのだと思います。

というわけで今回は、このように普段生活している中で見つけた、文法的に間違っているわけでも言葉の意味を間違って使っているわけでもないけれど、何だか気になってしまう、ちょっとおかしな日本語を紹介し、「ツッコミ」を入れていきたいと思います。

題して「気になっちゃったのでツッコもう!」

ハサミを使うと切りやすくなります

レトルトカレーのパウチに書いてあったこの言葉。思わず「当たり前だよ!言われなくても、手で切りづらかったらハサミ使うよ!」とツッコんでしまいました。

同じような例で、アイスの袋に「溶けるので気をつけてください」と書いてあるのを見たこともあります。注意をしてくれるのはありがたいですが、そんな当たり前のことまで書かなくても…と思ってしまいます。

あと、調味料の小袋等によく「こちら側のどこからでも切れます」と書いてありますが、きれいに切れた試しがないのは僕だけでしょうか?

お袋の味

居酒屋のメニュー等にたまに書いてあるこの言葉。見るたびに「お袋って、誰のお袋!?」と思ってしまいます。「お袋の味」は、家によって違うから良いのではないでしょうか?

それから、「生ビールいつでも半額!」等と謳っているお店のチラシなんかも目にしますが、「いつでも半額」ということは、それはもはや半額ではなく、その値段が正規の値段ということになるのではないでしょうか?とは言いながらも、僕自身「半額」という響きに釣られ、ついついそういったお店に足を運んでしまうので、確実に効果はあるようです。

恐るべし「半額」!恐るべし「夏の生ビール」!

飲食、喫煙しながらの立ち読みはご遠慮ください

本屋の壁の貼紙に書いてあったこの言葉。「じゃあ、立ち読み自体はしていいんですね!?」と思ってしまいました。きっとこのお店はマナーの悪い立ち読み(立ち読みしている時点で既にマナーが悪いですが)に悩まされ、譲歩した結果この紙を貼ったのでしょうね。

あと、お寿司屋さんの入口に「危険物持込禁止」と書いてあるのも見たことがあります。過去にこのお店で何があったのでしょうか?まさかアラブの石油王が石油タンクを持ち込み、「これでマグロ1頭分の握りをくれ!」等と無茶なお願いをした前例が…ある訳ないですよね。

このように普段何気なく見ている貼紙や注意書きにも、きちんと読んでみるとおかしな文章が溢れていると思います。みなさんも見つけたらツッコミを入れてみてください!

もしかしたらこの「レフト鈴木のお笑い日本語道場」にもおかしな文章が隠れているかも…。その際のツッコミはどうかお手柔らかに!

レフト鈴木

1987年埼玉県生まれ。千葉大学卒業。お笑いトリオ「くりおね」ツッコミ担当(ワタナベエンターテインメント所属)。フジテレビ「日本語探Qバラエティクイズ それマジ!?ニッポン」、テレビ朝日「GURIGURIくりぃむ」、チバテレビ「Girl’s Pop’n Party」「おはYo! HIテンション」等に出演。2013年日本語検定1級に認定。
アメブロ:http://ameblo.jp/hidekasuzuki/
ツイッター:@leftsuzuki

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